一般財団法人環境イノベーション情報機構
XRF分析について
登録日: 2005年12月28日 最終回答日:2006年02月01日 地球環境 その他(地球環境)
No.14006 2005-12-28 05:57:37 メイ
地球科学について個人的に勉強しています。下記の質問をお願いします。
例えば、ある岩石の構成元素を調べるために、よく、XRF分析(蛍光X線分析)を行うと思うのですが、分析結果の誤差範囲というのは分かるものなのでしょうか?例えばSiO2の値が70%だとしたら、その誤差範囲は1%未満なのか、あるいは数%なのか、ということが知りたいです。主成分元素の誤差範囲と微量成分元素の誤差範囲はおそらく違ってくると思うのですが…。あるいは、分析装置または、分析する元素によっても違ってくるのでしょうか?
宜しくお願いします。
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No.14499 【A-2】
Re:XRF分析について
2006-02-01 22:32:52 アトム (
>例えば、ある岩石の構成元素を調べるために、よく、XRF分析(蛍光X線分析)を行うと思うのですが、分析結果の誤差範囲というのは分かるものなのでしょうか?例えばSiO2の値が70%だとしたら、その誤差範囲は1%未満なのか、あるいは数%なのか、ということが知りたいです。主成分元素の誤差範囲と微量成分元素の誤差範囲はおそらく違ってくると思うのですが…。あるいは、分析装置または、分析する元素によっても違ってくるのでしょうか?
>宜しくお願いします。
蛍光X線分析は、元素を分析するためのものです。原子番号12(Mg)から92(U)までの元素が空気中で分析できます。従って、岩石中にSiが何%含まれているかはわかりますが、SiO2のように結晶状態を求める場合は、X線回折装置の定量分析が必要になるのではないでしょうか。
分析誤差については、サンプリングに伴う誤差、放射線計測に伴う統計誤差などあり、どのような方法で測定したかによって、変わってくると思います。概要は、J.W.ロビンソンの「機器分析」が参考になると思います。
回答に対するお礼・補足
回答ありがとうございます。是非参考にしたいと思います。
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