一般財団法人環境イノベーション情報機構
無次元流速の導入理由
登録日: 2006年07月20日 最終回答日:2006年07月21日 大気環境 その他(大気環境)
No.17559 2006-07-20 05:21:37 いといと
列車高速走行に伴う床下表面風速を低減させる目的のため、列車車体形状(床下高さや床下形状等)を変えながら1/7模型を作って風洞実験を行ったとの文献を目にしました。この結果の中で、「風洞実験では現車試験とは異なり、車両が固定されているために流速は車両底面で0、風洞床面で主流(50m/s)であり、現車の状態(車両底面で主流、床下表面で流速0)とは逆になる。風洞実験の測定結果を地上側から見た流速に変換し、それを試験風速で無次元化流速とした」との記述がありました。無次元流速とは、u(地面から見た流速)/U(列車速度)で定義されると記述されています。無次元化流速とは何を表す指標で、この指標を導入する理由は何でしょうか?皆様方、ご教授をお願いいたします。
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No.17575 【A-1】
Re:無次元流速の導入理由
2006-07-21 17:42:12 匿兵衛 (
列車速度に対する大気速度の比率では、大気速度がゼロならば、列車速度がどんなに低速でも、どんなに高速でも、列車速度とは無関係に無次元速度はゼロになります。
従って、無次元速度で実験データを整理しても、あまり有意義な結果は得られないと考えられます。
他人の論文は疑いの目で見ないと、貴重な人生を無駄な研究に費やしてしまいますヨ。
回答に対するお礼・補足
匿兵衛 様
ご回答ありがとうございました。
無次元速度がゼロになる理由が
よく分かりました。
大変ありがとうございました。
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