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環境Q&A

塩化物イオンの測定法について(ファヤンス法) 

登録日: 2021年04月07日 最終回答日:2021年05月24日 水・土壌環境 水質汚濁

No.41784 2021-04-07 16:29:26 ZWlfe42 maruk

塩化物イオンの測定について教えて下さい。
JISK0102 2016 工場排水試験方法に規定されるウラニンを指示薬として使用する滴定分析法(ファヤンス法)がうまくいきません。
JISの定量範囲は5r以上とのことですが、5rの試料を滴定(40mMの硝酸銀溶液)しても蛍光色→ピンク色に変色しません。
もっと試料の量を増やすべきなのでしょうか?
アドバイスよろしくお願いいたします。

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No.41792 【A-1】

Re:塩化物イオンの測定法について(ファヤンス法)

2021-04-09 20:49:09 papa (ZWlfe45


この測定法は理論上はとてもよく考えられた手法と理解できます
仕事上で対象物が下水の場合も終点はよくわかりませんでした
コロイド保護剤としてデキストリンを入れることになっていますが、入れても入れなくとも終点はよくわかりませんでした

回答に対するお礼・補足

コメントありがとうございます。やはり下水では上手くいきませんか。私も何が原因のかさっぱりわかりません。

No.41807 【A-2】

Re:塩化物イオンの測定法について(ファヤンス法)

2021-05-24 16:34:25 重箱の炭 (ZWlfb38

1000mg/L程度の溶液5mLを用いて、標準添加法は試しましたか?(もちろんブランク試験も)
低濃度域では測定が難しいことがあります。同時に濃度が高すぎる場合も全く色が変わらないこともあります。
また下水の場合、測定対象溶液が還元状態になっている可能性もあります。
過酸化水素の滴下により参加させてから滴定を行ってください。

回答に対するお礼・補足

重箱の炭様
この度はアドバスいただきありがとうございます。
早速、標準添加法で試してみます。
過酸化水素は還元状態の度合いによって違うと思いますが、一般的にどれぐらい滴下させるものでしょうか?
ORP計等で測定して酸化還元状態を確認したほうがよろしいのでしょうか?

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