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環境ニュース[国内]

イギリス、鳥インフル対策のため小規模な家禽飼育者にも登録義務を適用へ

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2024.04.08 【情報源】/2024.03.19 発表

イギリス政府は、鳥インフルエンザから養鶏業を守るための新規則を発表した。現在、50羽以上の飼育者のみに家禽の登録を義務付けているが、飼育規模に関わらず全飼育者に義務付ける。この変更は、史上最悪の鳥インフルエンザ発生(2021年10月末以降、英国全土で360件超)を受けたもの。
新規則は庭先での家禽飼育者や猛禽類の所有者、愛鳩家に適用され、オウム、カナリア、セキセイインコなど家庭内でケージで飼われているペットの鳥(家禽類を除く)は対象外。飼育者は連絡先、飼育場所、鳥の詳細(種、数、飼育目的)等の情報を提供し、毎年更新する義務を負う。これにより、飼育者は最新の重要な関連情報(地域の鳥類疾病の発生状況、バイオセキュリティ規則に関する情報等)を確実に受け取ることができ、潜在的な疾病発生(鳥インフルエンザ、ニューカッスル病等)への対処や蔓延防止にも役立つ。また、登録情報は疾病管理区域内の全飼育者の特定に使用され、疾病発生後の迅速な区域解除と事業再開に向け、より効果的な監視が可能になるという。

【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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