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環境ニュース[国内]

生物による二酸化炭素吸収量の地球規模マップを作成

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2001.09.06 【情報源】文部科学省/2001.09.03 発表

 文部科学省が平成10年度から実施している科学技術振興調整費総合研究「炭素循環に関するグローバルマッピングとその高度化に関する国際共同研究」では、第1期(平成10年〜12年)の成果の一つとして、一次生産(生物による二酸化炭素吸収量)の全地球規模のマップの作成が完成した。
 海・陸をあわせた生物の二酸化炭素年間吸収量は、化石燃料の燃焼により一年間に放出される炭素量の約20倍に達していると推定されており、正確な吸収量の把握は地球規模の気候変動予測において非常に重要になっている。
 しかし、限られた地域や海域、植生ごとの一次生産についての研究はなされてきたものの、海と陸を統合し同一尺度で地球全体の一次生産の図を作った例はこれまでなかった。今回の結果により、海・陸両方について、毎月変化する気温、日射量、降水量などに呼応して、全球レベルで一次生産がどのように変化しているのかが初めて一目瞭然となったほか、「どの時期に地球上のどこが最も盛んに光合成を行っているのか?」「ある地域で森林伐採をすると、全球の一次生産にどの程度の影響を及ぼすのか?」といった疑問にもこたえられるようになった。
 文部科学省では、今後、一次生産量データの精度を向上させるとともに、エルニーニョ・南方振動といった周期的な気候変動と一次生産がどのような関係をもっているのかを解析してゆく予定。【文部科学省】

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