一般財団法人環境イノベーション情報機構
河川流域の都市再生、自然共生のための研究開発課題の提案を募集
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2002.04.01 【情報源】環境省/2002.03.29 発表
環境省では自然共生型流域圏・都市再生技術研究の新規課題を平成14年4月26日まで募集している。日本では、河川流域を単位として、河川に沿って都市が成立し、発展してきた。しかし、河川沿岸大都市が人口・経済の集中により巨大化する中で、水需要増大、汚濁物質の排出増加により、ばく大な環境負荷が流域圏にもたらされており、都市が成立するための流域圏自然基盤の崩壊が問題となっている。
今回の事業は、内閣府に設置されている総合科学技術会議で、環境分野研究開発の中で、特に重点的に取り組むべき課題と指摘されているものの1つ、「自然共生型流域圏・都市再生技術研究」を進めるためのもので、主要都市・流域圏の自然共生・再生に必要な具体的プラン作成に寄与することを目的としている。
具体的には、(1)都市・流域圏での物質循環、生物多様性等の環境実態を把握し、相互利用・提供ネットワーク構築を行う「環境モニタリングプログラム」、(2)人間活動、都市構造、都市基盤整備の総合的分析・評価をもとに物質循環、生物多様性の変動機構を表現できるモデルを構築する「都市・流域圏管理モデル開発プログラム」、(3)自然共生型都市・流域圏を創造するための政策シナリオの設計・提示を行う「自然共生型社会創造シナリオ作成・実践プログラム」の3つのプログラムを総合的に実施する技術研究。
原則として、4年間の研究開発期間内で実施することが必要で、採択された場合、1プロジェクトあたり年額約3000万円〜1億円が助成される。
なお、採択されるプロジェクト数は1〜2プロジェクト。採択については、環境省内に設置する「総合研究開発推進会議」の事前評価を踏まえ、環境省が決定する。【環境省】