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環境ニュース[国内]

(仮称)扇町天然ガス発電所建設プロジェクトに係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2025.07.28 【情報源】環境省/2025.07.25 発表

環境省は、「(仮称)扇町天然ガス発電所建設プロジェクト 計画段階環境配慮書」(ENEOS Power株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、神奈川県川崎市において、発電設備を1基(約75万kW)新設するもの。

環境大臣意見では、
[1]2035年度、2040年度及び2050年に向けて、本事業に係る二酸化炭素排出削減の取組の道筋が、1.5℃目標と整合する形で描けない場合には、稼働抑制や休廃止等を計画的に実施することも含め、あらゆる選択肢を勘案して検討すること
[2]再生可能エネルギー等の非化石電源を優先的に稼働させるとともに、調整力としての火力発電については、二酸化炭素排出係数の小さい燃料を優先的に使用するなどの柔軟な運用を行い、事業者として足元の温室効果ガス削減に取り組むこと
[3]水素混焼/専焼や、CCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)等の脱炭素化に向けた技術をできるだけ早期に実装するなど必要な措置を講じ、1.5℃目標と整合する形で、ロックイン効果を創出することなく2050年までのカーボンニュートラル達成を目指すこと
等を求めている。

【環境省】

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