一般財団法人環境イノベーション情報機構
イギリス環境・食糧・農村地域省、持続可能な農業への移行支援制度を再設計
【環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2026.06.24 【情報源】イギリス/2026.06.11 発表
イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、自然や環境に配慮した土地管理を行う農家を支援する環境土地管理(ELM)制度の一部である「持続可能な農業インセンティブ(SFI)」を改正した。この新しいスキーム「SFI26」は、従来のSFIを簡素化し公正さと利用しやすさを向上させたもので、政府はすでに決まっていた5億6,000万ポンドの拠出に2億4,000万ポンドを上乗せする。
従来のSFIでは、資金の4分の1がわずか4%の農家に対して支払われていたが、SFI26は資金へのより公正なアクセスの実現をめざして以下のように実施される。
・2026年6月下旬からの申請では、まず小規模農家や既存のELMの支払い契約を持たない農家を対象とする。
・年間支払額に10万ポンドの上限を設け、より多くの農家に資金が提供されるようにする。
・土壌の改良、水路の清掃など71の多種多様な行動を支払い対象としている。
持続可能な農業への移行を推進することで、自然環境の保全とともに国の長期的な食料安全保障の強化を図るという。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】