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イギリス環境・食糧・農村地域省、審議中の環境法案に生物多様性目標を強化する新たな修正事項を追加と発表

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2021.09.14 【情報源】イギリス/2021.08.27 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、審議中の環境法案について追加修正する事項を発表した。今回の修正では、生物種の減少を止めるために2030年12月31日を目途とする目標(「生物種豊富度目標」)の策定を政府の義務としたことが画期的である。この修正は、2030年までに生物多様性の減少を止め反転させるという、2021年のG7における首相の約束に基づく。また、開発許可に際し生物多様性の向上が条件とされ、開発者には開発後30年間にわたり向上の維持が義務付けられているが、省大臣の権限で期間延長ができるようになる。このほか、雨水越流に関する条項が追加され、下水処理会社に対し、雨水越流の頻度・量・被害の削減と報告が義務付けられた。新設の環境保護に関する部局(Office for Environmental Protection)の独立性確保についても記載された。
 法案は、2018年12月に大枠が発表され、意見公募とその後の修正を経て、2020年1月に上程された。現在、承認へ向け上院で審議中である。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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