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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、エネルギースターの上をいく省エネ住宅認証を発表

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2024.05.23 【情報源】アメリカ/2024.05.07 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、新築住宅を対象にした「次世代エネルギースター」認証を開始することを正式に発表した。最先端の省エネ型の電気技術を採用し電気自動車(EV)の充電にも対応する住宅(集合住宅を含む)が取得できる追加的な任意の認証であり、建築業界において先進的な省エネ技術の導入を加速させ、さらなるエネルギー節約や温室効果ガス(GHG)排出削減を図る狙いがある。
過去30年にわたるEPAの「エネルギースター」プログラムをふまえ、バイデン大統領のインフレ抑制法からの資金を受けて策定された。
「次世代エネルギースター」に該当するのは、「エネルギースター」認証のヒートポンプ式の空調設備や給湯設備、電気調理器具を導入し、車庫など敷地内にレベル2のEV充電器又はEVの充電に使える電源コンセントを備えた住宅である。建築法規どおりの標準的な住宅と比較して20%の省エネになり、40〜80%のGHG排出削減につながる。
すでにいくつかの業者が「次世代エネルギースター」仕様の住宅の建設を始めているという。

【アメリカ環境保護庁

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