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環境ニュース[海外]

国連環境計画、プラスチック汚染に関する国際条約交渉が再び合意ならずと報告

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2025.09.01 【情報源】国連/2025.08.15 発表

国連環境計画UNEP)は、プラスチック汚染に関する法的拘束力のある国際文書の策定をめざしてジュネーブで開催されていた第5回政府間交渉委員会再開会合(INC-5.2)が、合意に至らないまま閉会したと報告した。

同会合は2024年の釜山での第5回政府間交渉委員会(INC-5.1)に続いて開催され、釜山で先送りされた条文案に関する合意の形成と、今後さらなる準備を要する諸課題の明確化を目標としていた。
183ヶ国の代表1,400人超、400超の組織からのオブザーバーおよそ1,000人など、2,600人を超える参加者があった。

INC-5.1の議長テキストを出発点とし、プラスチック製品設計、懸念化学物質、生産規制、資金、遵守など主な分野を扱う4つのコンタクトグループでの協議や非公式の閣僚級の円卓会議を通じ、10日間にわたって交渉が続けられたが、条文案合意は再度見送りとなった。

INCは2022年3月の第5回国連環境総会再開会合(UNEA-5.2)で採択された決議5/14によって発足し、2024年末までの作業完了をめざしたが、交渉再開は今後の発表を待つこととなった。

国連環境計画

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