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環境ニュース[海外]

環境機器輸出で世界一に

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2005.10.05 【情報源】ドイツ/2005.09.16 発表

 ドイツ連邦環境省は、研究プロジェクト「経済ファクター・環境保護」の中間結果を発表した。報告書では、2003年の環境機器輸出額が発表され、ドイツが、アメリカや日本を超えて、世界一の環境機器輸出国になったことが明らかになった。
 このプロジェクトは、連邦環境庁の委託により、ドイツ経済研究所とニーダーザクセン経済研究所、システムイノベーション・フラウンホーファー研究所が共同で取り組んだもの。
 ドイツの環境機器輸出額は350億ドル(3兆8500億円)になり、世界市場で19%を占める。輸出機器の大きな部分を占めるのは、測定機器、調整機器、制御機器である。また、欧州特許局に申請される環境技術の特許の23%がドイツのものであり、米国(22%)、日本(19%)を上回っている。特に、大気保全、騒音リサイクルの分野で大きな成功を収めている。
 ドイツのトリッティン環境大臣は、「野心的な環境政策がなければ、このような結果は生まれなかったであろう。環境機器の輸出の増加は、世界的に環境保護を進めるだけでなく、ドイツ国内の経済を活性化させ、雇用を創出する」と語った。【ドイツ連邦環境省】

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