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環境ニュース[海外]

環境大臣と小学生がエネルギーや気候について討論会

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2006.04.12 【情報源】ドイツ/2006.03.24 発表

 ドイツのベルリン自由大学で、4日間に渡って開催された「子供大学 T+20」の最終イベントとして、3月24日、ガブリエル環境大臣と小学生らが、エネルギーや気候保護をテーマとした討論会を行った。
 討論会には、ドイツ環境政策の権威であるイエニッケ教授やラティフ教授も参加した。ガブリエル環境大臣は、子供たちに対して、次のように語った。
 「気候変動を抑止するために、すべての人々が努力する必要がある。例えば、学校でも、省エネ電球を使い、ステレオやコンピューター、テレビの待機電源を切ることで、貢献することができる。また、学校への登下校に、自転車や鉄道、バスを利用することで、温室効果ガスの排出を回避することができる。
 原子力発電は、気候保護の解決策にはならない。原子力発電は、何千年も放射能を出し続け、安全に貯蔵する必要のある廃棄物を生み出す。もし、石器時代の人々が、原子力発電を利用していたら、我々は、今も、彼らの放射性廃棄物に目を光らせなければならなかっただろう。世界のどこの国も、ドイツも、この問題の解決策を見つけ出していない」
 なお、24日の討論会は、子供たちが設立したメディア事業企業「axxi.de」によって、進行された。【ドイツ連邦環境省】

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