国環研、携帯電話向けに紫外線の強さ速報を提供開始

【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2006.08.31 【情報源】国立環境研究所／2006.08.30 発表

　独立行政法人国立環境研究所は２００６年８月３０日、ＵＶインデックス速報を提供する携帯電話向けサイトを新たに立ち上げた。
　ＵＶインデックスとは、紫外線が人体へ及ぼす影響の度合を示す「紅斑紫外線量」のデータをもとに、紫外線の強さを把握しやすい数値に直して表現した指標。
　今回開設された携帯電話向け「ＵＶインデックス」サイトでは、同研究所の「有害紫外線モニタリングネットワーク観測サイト」に掲載された、全国１４か所のその日のＵＶインデックス速報値（注１）を１時間ごとに提供しているほか、直感的に紫外線の強さを把握できるように、指標値「０〜２（弱い）」を緑、「３〜７（中程度）」をオレンジ、「８〜１１＋（強い）」を紫に色分けして表示。また紫外線の強さごとの日常生活での注意事項も掲載している。
　速報値が掲載されている地点は、北海道・陸別町、落石岬、札幌市、青森県・青森市、茨城県・つくば市、東京都・江東区、神奈川県・横浜市、藤沢市、愛知県・豊川市、京都府・京都市、岡山県・岡山市、宮崎県・宮崎市、沖縄県・名護市、波照間島。

（注１）国立環境研究所のＵＶインデックスデータは連続測定したデータの１時間ごとの平均値。同研究所以外にＵＶインデックスデータを別途公表している気象庁のデータは１時間ごとに１回行う測定値であるため、両者の数字は異なる場合がある。【国立環境研究所】