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環境ニュース[国内]

17年度公共用水域の水質測定結果 BOD・COD基準達成率83.4%に

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2006.12.21 【情報源】環境省/2006.12.21 発表

 環境省は、平成17年度に国と地方公共団体が実施した全国の公共用水域の水質測定結果をまとめ、18年12月21日付けで発表した。
 今回の調査では、健康項目について5,600地点、25万9,795検体、5生活環境項目では3,574水域 、7,208地点、42万55検体について調査を実施。
 このうち、健康項目26項目の環境基準達成率は99.1%で16年度(99.3%)と同程度。ほぼ全地点で環境基準を達成していた。
 生活環境項目では、有機汚濁の代表的な水質指標であるBOD(河川)・COD(湖沼および海域)の環境基準達成率が、全体で83.4%と16年度の85.2%に比べ1.8ポイント減少。水域別にみると、河川で87.2%(16年度:89.8%)、海域で76.0%(16年度:75 .5%)、湖沼で53.4%(16年度:50.9%)と閉鎖性水域での達成率が依然極端に低い状況にあることが確認された。
 また全窒素と全りんについての基準達成率も湖沼で46.6%(16年度:42.9%)、海域82.2%(16年度:78.3%)となっており、こちらも湖沼の達成率が依然として低い状況であることが判明した。【環境省】

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