中国初の固形廃棄物集中処理型環境保護産業団地が完成

【ごみ･リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2007.05.17 【情報源】中国／2005.08.01 発表

　7月28日、中国初となる都市工業・生活固形廃棄物集中処理型の環境産業団地が江蘇省蘇州市で完成式典を迎えた。これは中国光大国際有限公司が全額出資して建設した環境産業団地で、生活ごみ焼却発電所、工業固形廃棄物安全処分センター、生活ゴミ埋立メタン発電、団地内ゴミ浸透液集中処理場、公共汚水処理場汚泥焼却処理、環境技術設備の開発製造、固形廃棄物前処理センターなど8事業がある。
　同社は金融、環境保全、展示会・会議を三本柱とする未来戦略を立て、今回は15億香港ドルを投じて蘇州光大環保産業団地を建設し、実情に応じて3〜5年間に分けて投資を続ける。そのうち蘇州市生活ごみ焼却発電所事業は5億元を投じ、去年10月に着工した。2006年6月20日に完成予定。一期処理規模は日量1000トンで年間発電量は7800万kWh。固形廃棄物の無害化処理と生態系修復、緑化を有機的に結合し、循環経済のニーズを実現し、同市の環境教育基地を作ることを目指している。【中国環境報】