中国　国家環境保護総局が「2005年環境統計半年報」を公表　工業廃水中の汚染物排出量が大幅減少

　中国国家環境保護総局は先日、2005年上半期、中国全国21,949の重点汚染物排出企業の調査結果をまとめた「2005年環境統計半年報」を公表した。
　同報によると、2005年上半期の中国工業主要汚染物排出状況は次の通り。
　工業廃水排出量は116.2億tで、ほぼ前年並み。工業COD排出量は232.6万tで、前年比10.8％減少、工業　排出量は20.4万tで、同比8.5％の減少である。工業アンモニア窒性素排出量は973.1万tで、同比5.1％増、工業煤煙排出量は494.9万tで、同比22.0％増、工業粉塵排出量は385.5万tで、同比3.9％減である。
　工業固体廃棄物排出量は1060.3万tに達し、同比24.6％の減少、そのうち危険廃棄物排出量は2549.7tで、同比23.3％の減少である。【中国環境報】