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環境ニュース[海外]

中国 瀋陽がイタリアとゴミ埋立場メタン発電協力事業 10万世帯が裨益

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2007.05.24 【情報源】中国/2005.12.14 発表

 瀋陽市老虎沖ゴミ処理有限公司とイタリア・アズヤ環境社は先日、ゴミ埋立場メタン利用事業に関して協力協定に署名した。ゴミ処分後に発生したメタンを回収して燃焼、発電に利用し、市内に電力を供給するという内容であった。
 老虎沖ゴミ埋立場は同市蘇家屯区奉集堡塔山牧畜場内にあり、市中心部から28kmの距離にある。面積95k平方メートル、埋立量1500トン/日で、埋立エリア、汚水処理エリア、総合管理エリアの3部分からなる。
 同市の生活ゴミは100%処理されているが、年間100万トン以上のゴミをどのように有効活用するかは大きな問題であった。生活ゴミ中には大量の有機物があり、適度な温度と湿度の条件化では、微生物発酵作用によりメタンが発生する。
 今回の協力内容は、埋立場のメタンを有効活用し、発電するもの。これにより毎年10万世帯に電気が供給できるとしている。【中国環境報】

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