環境省、所管公益法人２９団体の立入検査結果を公表

　環境省は平成１８年度に実施した同省所管公益法人に対する立入検査の実施状況をまとめ、１９年６月２２日に公表した。
　各府省は各所管公益法人に対し、少なくとも３年に１回、立入検査を実施することになっている。
　１７年度は環境省所管法人９３法人のうち２９法人に対し立入検査が実施され、１７法人で改善すべき点がみつかった。
　１７法人のうち、事務処理に関する規程整備が不十分など、運営面で問題のあった法人がのべ１１法人、事業費の割合が総支出額の２分の１以下であるなど、事業の内容・実施面で問題のあった法人がのべ５法人、計算書類に重要な会計方針の注記がないなど、財務・会計面で問題があった法人がのべ１０法人だった（注１）。
　環境省ではこれらの法人に、指摘された事項についての改善を指導した。

（注１）複数項目で問題がみつかった法人があるため、３項目の合計法人数は１７にならない。【環境省】