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環境ニュース[国内]

08年春の花粉飛散、スギ、ヒノキともに5月上旬頃までにはおおむね終息 環境省提供予測

健康・化学物質 アレルギー】 【掲載日】2008.04.24 【情報源】環境省/2008.04.24 発表

 環境省は2008年春のスギ・ヒノキ科植物の花粉飛散終息時期などの予測をまとめ、08年4月24日付けで公表した。
 環境省が提供している「花粉情報サイト」は花粉飛散状況をリアルタイムで把握できる「環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)」や花粉症についての最新の科学的知見や情報をわかりやすく紹介した「花粉症保健指導マニュアル」などの花粉症関連情報のポータルサイト運用されているが、そのさいとにNPO法人花粉情報協会が調査した花粉飛散予測結果が含まれており、例年この予測結果をもとに同省が全国のスギ・ヒノキ科植物の花粉飛散終息時期などの予測をまとめて発表している。
 今回の発表によると、スギ花粉については、九州地方及び四国地方は3月中に終息し、中国、近畿、北陸地方も4月中旬には花粉が大幅に減少しており、まもなく終息する見込みである。東海地方では一部でわずかに飛散が続いているものの、まもなく終息する状況であり、関東甲信、東北地方では4月末、北海道地方では5月上旬に終息する見込みであると予測している。
 一方ヒノキ科花粉については、九州、四国、北陸地方を除いて全国的にまだやや多い状態で飛散が続いているが、ピークは越えており、標高の高い山間部を除き、東海、北陸地方以西は4月末、関東甲信、東北地方では5月上旬頃までに終息する見込みであると予測している。
 なお、08年4月13日までの花粉総飛散量は、九州地方と関東から東北地方にかけては昨年より1.4倍から2.6倍程度多くなった。中国地方はほぼ昨年並みであったが、その他の地域は昨年より少なく、特に近畿及び東海地方は昨年の約3割から4割とかなり少なかった。【環境省】

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