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環境ニュース[国内]

07年春の花粉飛散、スギは4月末、ヒノキは5月上旬頃までにはおおむね終息 環境省提供予測

健康・化学物質 アレルギー】 【掲載日】2007.04.26 【情報源】環境省/2007.04.26 発表

 環境省は2007年春のスギ・ヒノキ科植物の花粉飛散終息時期などの予測をまとめ、07年4月26日付けで公表した。
 同省は花粉飛散状況をリアルタイムで把握できる「環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)」、花粉症についての最新の科学的知見や情報をわかりやすく紹介した「花粉症保健指導マニュアル」などの花粉症関連情報をホームページから提供しているが、その1つにNPO法人花粉情報協会が調査した花粉飛散予測結果が含まれている。
 07年は記録的な暖冬の影響により、四国、九州では2月上旬から、東京では1月31日にスギ花粉の飛散が始まり、九州、中国、四国では2月中旬から下旬、近畿から関東にかけての地域では2月下旬から3月上旬にかけてピークを迎えた。その後、九州、中国、四国では3月中、近畿では4月中旬におおむね飛散が終息。また、東海、北陸、関東、甲信越地方がまもなく終了、東北が4月末に終息する見込みと予測されている。
 一方ヒノキ花粉については、関東以西では4月末、東北ではおおむね5月上旬頃に終息する見込みという予測が示されている。
 なお07年春の花粉総飛散量は、関東から東海にかけては例年の半分程度、東北、近畿、中国では例年並み、四国、九州では例年の70%程度だった。
 花粉症はディーゼル排気ガスなどの大気汚染物質の影響によって、一層症状が悪化するといわれており、日本では昭和40年代後半から急に発症の報告が増えた病気。現在、国民のおよそ10数パーセントが花粉症を患者であると推定した研究もある。【環境省】

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