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環境ニュース[国内]

業務用冷凍空調機器からの19年度フロン回収量等 公表

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2008.11.25 【情報源】環境省/2008.11.21 発表

 環境省と経済産業省は平成20年11月21日、フロン回収破壊法に基づき業務用冷凍空調機器から19年度に回収されたフロン類の量を公表した。
 フロン回収破壊法に基づく業務用冷凍空調機器からのフロン回収は14年4月から実施されている。
 今回の発表は、フロン類回収業者が都道府県知事に報告した内容を環境省と経済産業省が集計したもの。
 19年度に業務用冷凍空調機器から回収されたフロン類約3,168トン(約103万台)で、その内訳は、機器の廃棄時等においては約2,273トン(約90万台)、18年10月から施行された改正フロン回収・破壊法により今回から新たに集計された整備時においては約895トン(約13万台)であった。
 18年度と比較すると、回収台数は約15万台(約17.6%)、回収されたフロン類の量は約627トン(約24.6%)増加した。
 このうち、廃棄時等回収量は、約269トン(10.6%)減少したが、これについて同省では、ビル解体等大口の廃棄案件が減少したこと(建築物除却実績は前年比約13%減)、既存機器の入替も低調だったこと(出荷実績は機器により前年比約5〜20%減)等により、廃棄された機器に含まれるフロン類の総量が少なかったためとしている。
 他方、廃棄時等回収台数は、18年度と比べて約2万台増加、また、整備時回収量は19年度フロン類回収総量の約3割を占める規模となっており、整備時回収を改正フロン回収・破壊法により報告対象に加えた効果は大きいとして、同省では引き続き経済産業省、都道府県等と連携して、改正フロン回収・破壊法の周知徹底と施行強化に取り組むしている。【環境省】

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