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環境ニュース[海外]

イギリス 持続可能な衣料品ロードマップを発表

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2009.03.03 【情報源】イギリス/2009.02.20 発表

 ロンドンでのファッション・ウィークの開幕に合わせて、イギリスのハント閣外大臣(持続可能な開発担当)は、持続可能なファッションを目指す新たな行動計画「持続可能な衣料品ロードマップ」を発表した。
 この計画には、高級アパレルショップやデザイナー、生地メーカーなど約300社以上が参加し、衣料品の製造・販売に伴う環境負荷を削減し、社会的な不公平を改善する取り組む。マークス&スペンサー社、ナイキ、テスコなど既に活動を開始している有名アパレル企業もある。
 今回のロードマップに参加する企業は、以下のような分野で行動していく。
●持続可能なデザイン、繊維・生地、再利用・リサイクル廃棄物になった場合の処理、製品のクリーニングなど、サプライチェーン全体での環境パフォーマンスを改善する
●衣料品の持続可能性に関する普及啓発、情報発信、教育、ネットワークづくり
●持続可能な衣料品の販売促進
●環境・倫理・貿易などの観点からのサプライチェーンに沿ったトレイサビリティの改善
 なお、衣料品は経済的なメリットも多いが、環境影響も大きい。イギリスのアパレル・繊維業界だけでも、年間310万トンのCO2、200万トンの廃棄物、7000万トンの排水を排出しており、150万トンにのぼる衣料品が埋立処分されている。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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