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環境ニュース[海外]

フランス・ジュアーノ閣外大臣 自然保護地域の重要性を強調

自然環境 自然公園】 【掲載日】2009.05.01 【情報源】フランス/2009.04.17 発表

 フランスのアン県ディヴォンヌ・レ・バンで開催された「第28回フランス自然保護地域会議」において、ジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)は、保護地域設立国家戦略の中で、自然保護地域が生物多様性の保全に果たしている重要な役割を強調した。ボルロー大臣により2008年に策定されたこの戦略は、生物多様性に関する国の戦略であり、環境グルネル(環境懇談会)で示された約束の一つでもある。
 フランス本土の陸域の2%を保護するという環境グルネルで示された約束に触れつつ、ジュアーノ閣外大臣は、自然保護地域の予算を、2008年の17%増に加え、2009年には5%増加することを確認した。また、同大臣は、2009年に、自然保護地域の科学的調査と普及啓発のための基金に30万ユーロを充てることを発表した。
 既存の163箇所の自然保護地域は、本土で13万8000ヘクタール、海外県で260万ヘクタールに及ぶ。自然保護地域は、野生生物種、自然生息地、生物学的な遺産の規則による保護を保証する。
 2005年以降、14箇所の保護地域が設立され、最も新しい地域は、コットー・ド・ラ・セーヌの自然保護地域(268ヘクタール)である。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

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