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環境ニュース[海外]

第11回UNEP管理理事会特別会合・グローバル閣僚級環境フォーラムが閉幕

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2010.03.03 【情報源】国連/2010.02.26 発表

 インドネシアのバリで開催されていた第11回国連環境計画(UNEP)管理理事会特別会合・グローバル閣僚級環境フォーラムは、2月26日、主要な環境問題や持続可能性に関する問題への対応を加速することを誓う「ヌサ・ドゥア宣言」を採択して閉幕した。
 この宣言では、生物多様性の重要性、地球温暖化対策や第16回気候変動枠組み条約締約国会議の成功に向けた検討の必要性、グリーン経済への移行を速めるチャンスなどを強調。また、地球環境の全体的な管理を改善する必要性を訴えている。今回の宣言は、スウェーデンのマルメで開催された2000年の会合以来、初めて採択されたもので、今年後半に開かれる国連総会にも提出される予定。
 また、各国政府は、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された地球サミットから20年を迎えることを記念し、「リオ・プラス20」という会議をブラジルで行う準備を始めることになった。
 なお、会合への出席を終えたドイツのレトゲン環境大臣は、「UNEP管理理事会が、国際的な環境政策を本質的に効率的に進めるための具体的な提案づくりについて同意したことを歓迎する。現在、国連内の環境部門はうまくまとめられていないが、今後、ナイロビの国連環境計画が、効果的な国際組織として評価されるようにならなければならない」とコメントしている。【UNEP】

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