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環境ニュース[海外]

国連環境計画、2011年世界環境デーのホスト国はインドと発表

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2011.03.08 【情報源】国連/2011.02.22 発表

国連環境計画(UNEP)は、グリーン経済への移行を図りつつ急成長を遂げるインドを2011年世界環境デー(6月5日)のホスト国とすることを発表した。2011年が国連「国際森林年」であることを受け、今年は「森林:人々に役立つ自然」をテーマに、人々の生活と森林の健全性との本質的なつながりに焦点を当てる。ホスト国となるインドは、12億の人口を抱え、森林に対する社会経済的圧力が非常に強いが、その対策として、土地の劣化や砂漠化を阻止する植林活動や、生態系を保全するプロジェクト(スンダルバンスの世界最大級マングローブ林など)、さらには公有林の非林業目的への転用を非森林地での植林で補うプログラムを実施している。また、国家農村雇用保証法に基づき、水保全や持続可能な土地管理を推進する政府投資事業によって、数千万もの農村世帯の雇用を確保してきた。さらに、インド南西部のカルナータカ州で世界最大規模のグリーンエネルギー開発事業を来年開始するなど、太陽・風力エネルギーの開発にも注力している。UNEP事務局長は、「世界環境デー制定から約40年、極めて積極的に取り組んできたインドは、正にホスト国として相応しい」と語った。【国連環境計画(UNEP)】

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