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環境ニュース[海外]

世界資源研究所、各界大手企業と最新環境情報を共有する年次意見交換会合を実施

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2011.11.04 【情報源】その他/2011.10.20 発表

 世界資源研究所(WRI)は、各界大手企業と、最新環境情報を共有する年次意見交換会「MindShare 2011」を実施した。会合では、WRIの企業協議グループ(CCG)に加盟する8業界42社の代表者が一堂に会し、持続可能性に関する最新の状況、各種の課題や解決策を話し合った。会合を通し、環境に配慮しつつ競争力を保ち、リスクを管理し、新しい事業機会を探すためには、業界は違ってもどこも同じような問題に直面することが明らかになった。例えば、企業において持続可能性の問題に戦略的に対処しようとしても社内で承認を得にくいといった問題である。
 今会合の話題として、インド、中国などの新興国において企業の持続可能な取り組みを進める方法、水不足や燃料価格高騰などの資源の制約に対処しつつ市場シェアを伸ばすためのパートナーシップの考え方、WRIが提案した温室効果ガス(GHG)排出量取引の会計処理に関する2つの会計手法、WRI-CCGにおける生態系サービス分野の新設などが報告された。
 出席した自然資源防衛委員会(NRDC)のベイネック会長は、実行可能な気候政策への道のりを考え、国の政策に代わって企業がリーダーシップをとる必要性を訴えた。【世界資源研究所(WRI)】

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