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環境ニュース[海外]

ドイツ、マリとグレナダにおいて実施される気候変動適応戦略への支援を表明

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2011.12.21 【情報源】ドイツ/2011.12.06 発表

 ドイツ連邦環境省は、ダーバンで開催中の第17回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP17)において、マリとグレナダとの間で協定を締結したことを公表した。両国は、気候変動の影響により、暴風、洪水、干ばつといった災害に直面しており、ドイツ連邦政府の支援により、具体的な対策の実行を通じて両国における適応能力を改善することを目指している。両国には、1つの分野でのみ適応対策を行うのではなく、水管理、沿岸保護、農業といった複数の分野における適応対策を総合的に考慮する適応戦略を実行すること、さらに、具体的な対策を通じて適応能力を改善し、成功事例を他国に提供することが求められる。両国への支援額は、マリには1000万ユーロ、グレナダには500万ユーロであり、連邦政府の国際温暖化防止イニシアティブ(IKI)の枠組みの中から拠出される。【ドイツ連邦環境省】

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