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環境ニュース[海外]

埋立処分場に関する規則を議会に提出

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2002.04.10 【情報源】イギリス/2002.04.02 発表

 EUの埋立処分指令(1999/31/EC)の法的、技術的な要求を満たすため、イングランド及びウェールズ埋立規則(The Landfill (England and Wales) Regulation)が議会に提出された。この指令は、既存、新規の埋立処
分場を対象としている。
 指令の要求事項は、既にイギリス国内で実施されている廃棄物管理許可レジーム(Waste Management Licensing Regime)と重なる部分も大きいものの、現在、実施されているものとは以下の点で異なる。
-これまで行われてきた有害廃棄物と非有害廃棄物の共同処理を廃止。2004年までに埋立処分場を有害、非有害、安定型の3通りに区分。
-埋立前に廃棄物を処理、加工
-液体廃棄物、特定の有害廃棄物(爆発性、引火性のある廃棄物や感染性医療廃棄物等)、タイヤなどの埋立を禁止
-3種類の埋立地のタイプごとに許容される廃棄物の基準を導入
 今回の規則はこうした要求を満たすもので、既存の埋立事業者はどのようにして要求を満たすのか、対応計画を7月16日までに提供するよう求められている。環境庁はこれに先立って、達成に向けたガイダンスと基準を載せた対応計画パック(Conditioning Plan Pack)を公表、配布してきた。7月16日の期日までに対応計画が準備できなければ、規則違反となるため、事業者は早急に取り組む必要がある。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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