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環境ニュース[海外]

ドイツ、第2回環境経済報告書を公表

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2012.02.14 【情報源】ドイツ/2012.01.31 発表

 ドイツ連邦環境省とドイツ連邦環境庁は、「2011年環境経済報告書」を公表した。これは、2009年版に続くもの。ドイツにおける環境経済の状況と課題、そして展望をまとめており、ドイツは、環境に配慮した新しい形の成長に向けて大きな発展を遂げていることを示している。ドイツ経済において、環境配慮型の製品とサービスを提供する企業の重要性は引き続き増しており、環境製品の生産高は約760億ユーロ、輸出は世界全体における15.4%を占めている。さらに最新の統計では、環境経済部門の雇用者数は200万人弱となっている。また、ドイツの経済と社会が既にエコロジー改革を大きく達成したことをも示しており、1990年から2010年の期間に、エネルギー生産性が38.6%、原料生産性が46.8%、上昇した。一方で、大気汚染物質は56.4%減少、建築廃棄物の90%、一般・産業廃棄物の63%がリサイクルされている。レトゲン連邦環境大臣は、「エネルギーシフトは、最も重要な戦略であり、我々の環境経済の実効力を強化し、我々のエネルギー供給と経済、そして社会を持続可能な形に転換する基盤となる」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】

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