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環境ニュース[海外]

国連気候変動枠組条約事務局、後発開発途上国のCDMプロジェクトを支援する融資制度を開始

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2012.05.14 【情報源】国連/2012.04.20 発表

 2012年4月18〜20日、エチオピアのアディスアベバで開かれた「アフリカ・カーボン・フォーラム」で、クリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトを支援する新しい融資制度が開始された。この制度は、後発開発途上国(LDC)のほか、CDM登録プロジェクトが10件未満の国におけるCDMプロジェクトに無利子で融資するもの。国連気候変動枠組条約(UNFCCC)、国連環境計画リソ・センター、国連プロジェクト・サービス機関により共同運営され、プロジェクト設計書の作成、指定運営機関による有効化審査、UNFCCCへのプロジェクト登録、認証排出削減量(CER)の監視・検証に対して資金を提供する。欧州連合温室効果ガス排出枠取引制度は2013年より、LDCからのCERのみを承認する予定であり、アフリカにはLDCが多いことから、UNFCCC事務局長はこの融資制度について、「特にアフリカでCDMへのアクセスと拡大を促すチャンス」とし、適切な時期に適切な地域について開始されたとの考えを示した。【国連気候変動枠組条約事務局】

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