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環境ニュース[国内]

東芝、スマートコミュニティーなど6件が日中省エネ・環境ビジネスモデルに認定

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.08.09 【情報源】企業/2012.08.06 発表

 東芝の6件のプロジェクトが、東京で開催された日中の官民による「第7回日中省エネルギー・環境総合フォーラム」で、経済産業省および中国国家発展改革委員会から「日中省エネ・環境ビジネス推進モデルプロジェクト」に認定された。対象になったのは、中国で計画するスマートコミュニティー(次世代型環境配慮地域)、分散型電源の普及、大学との共同研究4件の合計6件。
 スマートコミュニティープロジェクトは、中国東北部の遼寧省錦州市で実施。錦州市政府が、新しいエネルギー利用と省エネ環境保護のモデル都市推進を目的に展開するプロジェクトに技術協力する。東芝は国内外で実施しているスマートコミュニティープロジェクトの経験を生かし、関連するさまざまな技術を錦州市に提案していく。
 分散型電源の普及は、2020年までに5000万kWの天然ガスによる分散型電源システムの導入を目指す中国のガイドラインに沿って、みずほコーポレート銀行などと天津市の経済技術開発区で進める。これまでコージェネレーション熱電併給)システムなどで技術交流してきたことを踏まえ、複数の中国企業と各種プロジェクトに参画する。
 大学との共同研究は、水車の羽根の流体・構造解析、火力発電所からのCO2回収技術、地熱バイナリー発電用の新媒体、リチウムイオン電池と制御技術を組み合わせた超小型電気自動車の開発に関して清華大学(北京市)と行う。同フォーラムには日本側600人、中国側が400人の計1000人が参加。東芝の6件を含む47件の案件に調印した。【東芝】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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