生物多様性条約、フューチャーポリシーアワード候補の6政策を公表

【環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2012.09.18 【情報源】その他／2012.09.04 発表

　生物多様性条約事務局は、2012年のフューチャーポリシーアワード（未来政策賞）の受賞候補に選ばれた6つの政策を公表した。この賞は世界で初めて政策を対象に設けられた賞で、生物多様性条約事務局のパートナーであるワールド・フューチャー・カウンシル（WFC）が授与する。今年のテーマは「海洋と沿岸の保護」で、22ヵ国から政策・プログラム・法律など31件の応募があり、そのうち次の6つ（5ヵ国）が受賞候補として選定された。
・カリフォルニア州の2004年海洋保護法
・ナミビアの2000年海洋資源法
・パラオの保護区ネットワーク法（2003年制定）
・パラオの2009年サメ保護法
・フィリピンの2010年国立トゥバタハ岩礁自然公園法
・南アフリカの2008年統合的沿岸管理法
　最終受賞政策は2012年9月に国連本部で発表され、授賞式は10月にインドのハイデラバードで開かれる第11回生物多様性条約締約国会議において、WFCと生物多様性条約、地球環境ファシリティー（GEF）、国連食糧農業機関（FAO）との共催、オケアノス財団の後援で行われる。【生物多様性条約事務局】