一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

ボン条約、気候変動が移動性野生動物に及ぼす影響に関するワークショップを開催

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.04.30 【情報源】国連/2014.04.14 発表

 ボン条約(移動性野生動物種の保全に関する条約、CMS)事務局は、2014年4月9-11日、コスタリカのグアシモで、各国代表者と専門家によるワークショップを開催した。このワークショップは、第10回締約国会議(CMS COP10)の気候変動を考慮した移動性動物種の保護に関する決議(10.19)のもと、気候変動と移動性動物種に関する作業計画を準備することを目的として開催された。
 このワークショップは、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による「第5次評価報告書」の公表とも重なり、会合の議長を務めたガルブレイスCMS気候変動担当科学委員は、「ワークショップは、気候変動が移動性動物種とそれが依存する生態系にとって最大の脅威の一つであることを確認し、緊急の国際的行動が必要だと強調した」としている。ワークショップは、気候変動が移動性動物種に及ぼす影響を抑制するため、CMSの各国代表が協力して作業計画の大枠を準備したという。このワークショップの結果は、2014年4-9日にエクアドルで開かれるCMS COP11に提出される。【ボン条約事務局】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース