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環境ニュース[海外]

オランダ社会基盤・環境省、26の環境関連法を一本化した新たな環境法案を議会へ提出

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2014.07.02 【情報源】オランダ/2014.06.17 発表

 オランダのシュルツ・ファンハーゲン社会基盤・環境大臣は、26の環境関連法を一本化した環境法案を下院に提出した。
 同国では、初めての環境関連法として1810年に鉱業法が発効して以来、分野ごとに多数の法(空間計画法、水法、歴史建造物及び記念物法など)が追加されたが、それぞれ手順や認可が異なるため、法が施行されても有効な取組を実現することは困難となっている。これに対し、新環境法は、環境に関する法・規則を統合して、
 ・認可取得手続きの迅速化・簡素化・コスト低減、
 ・地域差(成長する都市部と人口減少地域など)への配慮(地域の住民・企業からの情報を意思決定に活用)、
 ・革新的で持続可能な取組の実現に向け、実験的な活動は認可を受けずに実施できるようにするなど信頼・柔軟性の促進、
 ・空間計画の法体系の全面改定(「簡略・改善・迅速」をスローガンに)、
 ・今後の各機関の協働(基本的な諸規則の簡素化・改善および関連法の追加、国や関係機関の協働を通じた各自治体・州・水関連機関への支援提供)、
を図るという。
 同大臣は、この環境法が実現すれば、1848年の憲法改正以来、最大の法令実施になると述べた。【オランダ社会基盤・環境省】

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