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環境ニュース[国内]

JFEエンジ、インドネシアにエネルギー、インドに都市環境プラントの拠点設立

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.06.30 【情報源】企業/2014.06.26 発表

 JFEエンジニアリングは、インドネシアにエネルギープラント、インドに都市環境プラントの拠点を設立する。現地企業・部門の買収によって、計画設計から受注後のプロジェクトマネジメントのエンジニア派遣まで行う。グループが保有する技術力を移管し、低コストで高品質のエンジニアリングサービスを展開することで海外事業を拡大する。
 インドネシアでは同国の中堅設計コンサルタント会社、エネルコンの株式の55%を取得した。同社は、同国内の資源開発事業者から委託を受け、原油・天然ガスの生産設備やパイプラインなどの事業計画・基本計画などを手掛けている。JFEエンジは、現地法人のJFEエンジニアリングインドネシアとエネルコン両社の強みを合わせた相乗効果を狙う。
 JFEエンジニアリングインドネシアは建設・メンテナンス、エネルコンは計画・設計を得意としている。インドネシアで投資が活発化する原油・天然ガスの生産設備やパイプライン、地熱発電設備などに取り組み、海外のエネルギーインフラ建設のエンジニアリング拠点にする。エネルコンの2013年売上高は300億ルピア(2億7000万円)だった。
 インドでは現地法人のJFEエンジニアリングインドを通じ、セメント工場向け廃熱回収設備の設計・施工で同国トップシェアを誇るトランスペアレントの廃棄物発電プラント設計エンジニアリング部門を買収する。エンジニアリングセンターを新たに立ち上げ、廃棄物発電に関する見積もり設計から、プロジェクトマネジメントまで一貫して展開する。【JFEエンジニアリング(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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