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環境ニュース[海外]

家庭廃棄物処分施設に関する報告書

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2002.07.16 【情報源】フランス/2002.07.04 発表

 家庭廃棄物処分施設に関する報告書(2002年4月8日)が、ホームページ上で公表された。
 この報告書は、家庭廃棄物の埋立技術センターの現状を明らかにするもので、2001年9月11日に、大臣がフランソワ・バルテルミ氏らに策定を要請していたもの。
 1998年以降に設置または拡大された処分施設を特定するため、各知事の下に予備調査が行われた。作業は、各県6ヵ所を訪問し、また運営者、議員、協会、行政担当者との面談を通じて行われた。
 調査の結果、「指定施設」手続きや情報・監視地方委員会(CLIS)が対処しきれなかった反対意見が多く、多くの訴訟につながっていることが分かった。技術面については、1997年9月9日の規則が、廃棄物処分施設の管理上、特に地下水に関して改善をもたらしている。しかし、近隣住民にとっては悪臭が大きな問題として残っている。バイオガス関係の改善、特に最初の段階が重要である。また、ゴミの開口部面積の削減や、腐敗の進んだゴミの持ち込み禁止にも取り組む必要がある。
 報告書は、ICPEにより事前に評価された問題解決対策がない場合、新たな処分施設の許可は不可能であると評価する。また、CLIS機能の向上も必要だとする。
【フランス エコロジー持続可能な開発省】
(同報告書の発表されたホームページ)

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