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環境ニュース[国内]

富士通、中堅・中小製造業向けのグリーン調達業務効率化ソフトパッケージ販売

ごみ・リサイクル グリーン購入】 【掲載日】2014.12.04 【情報源】企業/2014.12.01 発表

 富士通は、グループで総合ソリューション事業の富士通マーケティングとともに、国内中堅・中小製造業向けのグリーン調達業務効率化ソフトパッケージ「PLEMIA EcoLink(プレミアエコリンク)」の販売を12月1日に始めた。「REACH規則」「RoHS指令」などで禁止・制限されている製品含有化学物質を部品供給網全体で適切に把握・管理できる。
 REACH規則は欧州連合(EU)の化学物質制限で、RoHS指令は電気・電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関するEUの指令を指す。企業は納入先からのグリーン調達の問い合わせに対し、最新の規制に対応した上で部品供給網をさかのぼった調査報告が義務付けられている。中堅・中小製造業で大きな負担になっていることから開発した。
 プレミアエコリンクは少人数の利用を想定したグリーン調達支援ソフトで、富士通子会社でシステム企画の富士通システムズ・イーストが手掛けた。不定期に改定される製品含有化学物質の規制情報を専門部隊が集めて提供する。世界的な動向を監視し、難解な解釈が必要な運用負担を軽減する。タイムリーに製品含有化学物質が管理できる。
 グリーン調達業務に関する含有化学物質の調査、報告など状況に合わせた簡易で分かりやすいデザインのメニューにしたほか、使い勝手の良い直感的な操作を採用した。電気・電子機器、自動車、材料など業界ごとに異なる標準フォーマットに対応する。12月下旬に出荷開始する。1ライセンス60万円(税別)で、3年で500ライセンスを目指す。【富士通(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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