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環境ニュース[国内]

北海道下川町、トヨタ自動車のHVの環境運転と連携した植樹活動で協賛金を受領

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.10.26 【情報源】地方自治体/2015.10.15 発表

 北海道下川町は、トヨタ自動車が進めるハイブリッド車(HV)の環境配慮運転と連携した植樹活動で、春、夏の協賛金60万円を10月15日に受け取った。トヨタが同町で展開する「Gazoo(ガズー)の森プロジェクト」や、町有林の森づくりに活用する。トヨタから同町への協賛金の累計は1009万6744円になった。
 トヨタのHVに設定された「エコドライブ・サポートシステム(ESPO)」を、ドライバーが車を運転する際に利用して、低燃費で走行するとポイントが蓄積され、Gazooの森プロジェクトの植樹活動に還元される。春、夏、秋、冬の3カ月ごとに集計する。今回は春、夏の275人分のポイント60万円を届けた。
 ESPOのポイントプログラムは、ドライバーが獲得したポイントを使って植樹することで温暖化防止につなげる。環境に配慮した運転を続けると森が広がる。Gazooの森プロジェクトでは、下川町内にある五味温泉の奥に位置する、約2kmの町有林内に設けたトドマツ、カラマツを合わせて約2haの「Gazooの森」に植樹している。
 下川町は面積の約9割を森林が占める。持続可能な森林づくりを推進し、毎年50haの植林と伐採を60年のサイクルで繰り返す。これによって雇用の場の確保と林産物の供給を継続させ、循環型の森林経営を構築している。トヨタは、森でさまざまな体験ができる場所として、ドライブの目的地に同町を推奨している。【北海道下川町】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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