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環境ニュース[海外]

ラムサール条約署名45周年、湿地保全の重要性を訴える写真コンテスト等を開催

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2016.02.15 【情報源】国連/2016.02.02 発表

ラムサール湿地条約の署名日に由来する「世界湿地の日」の2月2日、湿地の重要性とその持続可能な利用を訴えるために、世界各地で800件以上の祝賀行事が開催される。
漁業、米作、手工芸をはじめさまざまな産業で、世界の10億人以上が湿地に依存して生活していると推定される。しかし、農地への転換や都市開発により、世界の湿地は1900年以降64%程度が消失した。湿地量の推移を示す指標(WET)によると、わずか40年で湿地の約40%が劣化し、このスピードは毎年1.5%のペースで加速し続けているという。ラムサール条約事務局は、湿地保全と経済成長は両立することへの理解を求め、人類の繁栄に不可欠な湿地生態系の保存、再生、賢明な利用を呼びかけている。
 条約署名45周年の2016年、条約事務局は世界湿地の日を記念して、湿地と持続可能な暮らしとのつながりを示す感動的な物語集をまとめ、若者対象に写真コンテストを開催するなどして、湿地保全の重要性を訴えている。【国連環境計画

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