IPBES、新議長とビューローメンバーを選出

　「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム（IPBES）」は、2016年2月22日から28日までクアラルンプールで開催されていた第4回総会で、イギリスのイーストアングリア大学ティンダル気候変動研究センターのロバート・ワトソン卿をIPBES議長に選出したと発表した。IPCC（気候変動に関する政府間パネル）の元議長でもあるワトソン卿は、これまで2012年のIPBES設立時から副議長として初代議長のザクリ・アブドゥル・ハミド博士とともに活動してきたが、今回議長を引き継ぐ。IPBESは議長のほか、新副議長4名とビューロー（運営委員会）メンバー5名を選出した。【生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム】