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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、混獲を削減する技術的解決策を助成

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2016.09.13 【情報源】アメリカ/2016.08.31 発表

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、混獲削減工学プログラム(BREP)を通じて革新的な混獲削減研究プロジェクトを支援するため、全国のパートナー機関に240万ドル超助成すると発表した。NOAAは混獲の削減を、持続可能な漁業を維持し、保護種を保全および回復させる取組の重要領域と位置付けている。BREPを通じた助成は今年で5年目となり、助成を受けた主要パートナー機関は魚類や保護種の混獲を削減し、海洋生物をできるだけ傷つけないようにする技術的解決策や漁業手法の開発に取り組む。進行中のプロジェクトには、強化された通信網とリアルタイムの海図を作成し、イカ漁業でマナガツオの魚群を回避し、アメリカ北東部で混獲を54%削減するプロジェクトや、西海岸のエビのトロール漁業でLED照明を使用して絶滅が懸念されるユーラカンの混獲を最大91%削減するプロジェクト、刺し網を改良し、バージニア州とノースカロライナ州でチョウザメとの接触を60%以上削減するプロジェクトなどがある。【アメリカ海洋大気庁】

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