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花王・イオン、「トレーラーの中継輸送」が経済産業大臣表彰、CO2低減が評価

大気環境 交通問題】 【掲載日】2016.12.21 【情報源】企業/2016.12.16 発表

 花王と、イオン物流子会社のイオングローバルSCMが進める「トレーラーの中継輸送」が、経済産業省の「グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰」で経済産業大臣表彰を受賞した。関東地区−中部地区間で両社が自社商品を輸送する際、トレーラー(積み荷)を静岡県の中継地点で交換する。このことによる、CO2排出量の低減が認められた。

 トレーラーの中継輸送は、CO2排出量の抑制と乗務員の業務環境改善を目的に6月に始めた。異業種企業の間で国内初となる。関東と中部から自社商品を輸送してきた両社のトラックが中継地点で相手のトレーラーを受け取り、関東、中部に戻って相手企業に届ける。それまでは1台のトラックが関東−中部間を往復2日間で自社商品を運んでいた。

 トレーラーの中継輸送によって復路の積載不足を解消し、効率的な輸送で運行本数の削減が実現する。乗務員が日帰りでの勤務もできるため、乗務員1人あたりの拘束時間を短縮して最適な勤務体制が構築できる。今回の優良事業者表彰では、実車率の向上による運行本数の削減でCO2排出量を低減したことと、業務効率を改善した点が評価された。

 優良事業者表彰は、持続可能な物流体系の構築に特に功績があった取り組みに対して贈られる。経済産業省と国土交通省がそれぞれ表彰する。国土交通大臣表彰は味の素などが受賞した。イオンは2015年にも、イオングローバルSCMが幹事を務める組織「イオン鉄道輸送研究会」の専用列車による環境負荷低減で経済産業大臣表彰を受賞している。【花王株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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