愛知県東浦町、東浦町にメガソーラー完成　FIT制度利用し全量を売電

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2017.02.10 【情報源】地方自治体／2016.12.13 発表

　東浦町に大規模太陽光発電所（メガソーラー）「東浦ソーラーウェイ」が完成した。建設地は産業廃棄物の最終処分場として利用していた土地で、敷地面積2万4000m2にカナディアン・ソーラー製の太陽光パネル7040枚を設置。出力は1865kW、年間発電電力量は207万9626kWhで、一般家庭約386世帯分の年間消費電力量に相当する。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して全量を中部電力に売電する。
　発電事業者は日本アジアグループの国際航業（東京）で、同町が公募した「東浦町生路五号地メガソーラー建設に係る土地賃貸借事業」に同社が選定され、昨年2月に着工していた。設計・調達・施工（EPC）は同グループのJAG国際エナジー（東京）が担当した。
　同社は事業を同町と協力しながら進めていくとしており、工事や除草、維持管理などの業務の一部を地元業者に委託したり、共同で環境教育を実施したりする計画。
　また、災害時にも使用可能な非常用電源として、自立運転パワーコンディショナーと非常用コンセント盤を併設した。