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環境ニュース[国内]

YKK、本社ビルが米国暖房冷凍空調学会の世界レベル表彰で最優秀賞、日本初

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2017.02.13 【情報源】企業/2017.02.08 発表

 YKKとグループ企業で窓・サッシを手掛けるYKK APの本社ビル「YKK80ビル」(東京・神田)が、米国暖房冷凍空調学会(ASHRAE)が主催する「ASHRAEテクノロジー・アワード」の世界レベル表彰で最優秀賞を受賞した。日本では初めてとなる。ビルの省エネ性能が評価され、環境建築として世界的な水準にあることが認められた。

 ASHRAEは空調・冷暖房に関する国際的学会で、策定した規格やガイドラインは各国の学会や関連業界に影響を与える。アワードは1999年から毎年行われ、省エネと快適性、周辺環境との調和などを高いレベルで実現する環境建築を表彰する。米国内と世界を14の地区に分け、各地区の最優秀物件が世界レベル表彰にノミネートされる。YKK80ビルはアジア地区の最優秀物件に選ばれて世界レベル表彰の選考に進み、最高評価を受けた。

 YKK80ビルは、地下2階、地上10階建てで、延べ床面積は2万919.85m2。2015年6月に完成した。一般的なオフィスビルと比べて約60%の消費エネルギー削減を目指し、明るさ・人感センサー制御LED発光ダイオード)照明、中央熱源方式、外気冷房などを導入した。

 2016年2月には米国グリーンビルディング協会(USGBC)が運用する環境に配慮した建物認証システム「LEED-CS(新築テナントビル部門)」において、オフィスビルで日本初の最高位「プラチナ認証」を取得している。同年8月には日本の建築物省エネ性能表示制度「BELS」で最高の5つ星となった。今回改めて環境性能が証明された。【YKK不動産株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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