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環境ニュース[国内]

東京都世田谷区、群馬産の電力を区民に供給 約40世帯を対象に5月から

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2017.03.06 【情報源】地方自治体/2016.12.15 発表

 再生可能エネルギーの普及に取り組む世田谷区は、群馬県川場村と連携してバイオマス発電による電力を区民向けに販売する事業を開始する。区は2016年12月から今年1月にかけて電力の購入者を募集。約40世帯に供給する。
 川場村は総面積の約9割を森林が占めている。同区と川場村は昨年2月、村の自然エネルギーを活用した発電事業を通じてさらなる交流の活性化を図るため、連携・協力協定を締結した。
 今年4月の運転開始に向け、川場村にある道の駅「田園プラザわかば」西側に建設中の木質バイオマス発電所(出力45kW)から電力供給を受ける。同発電所は、川場村と世田谷川場ふるさと公社などが出資する「ウッドビレジ川場」(川場村)が運営。燃料となる木質チップは発電所近くの製材所から供給する。
 道の駅では、バイオマス発電で発生する熱で栽培した果物などを販売する。
 同区は、新電力「みんな電力」(同区)を電力の小売事業者に選定。同社は、木質バイオマス発電所の電力を購入し、区民に販売する。
 
提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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