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環境ニュース[国内]

住友商事、沖縄県石垣市で電動スクーターのシェアリングサービスを開始、100台導入

大気環境 交通問題】 【掲載日】2018.02.06 【情報源】企業/2018.01.31 発表

 住友商事は、沖縄県石垣島の石垣市で電動スクーターのシェアリングサービスを2月5日に始める。100台を導入する。スクーターはバッテリー交換式となり、バッテリーの充電ステーションも市内4カ所に設置する。100%出資して立ち上げた事業会社のe-SHARE(イーシェア)石垣が、サービス名「GO SHARE(ゴーシェア)」として展開する。

 台湾の電動スクーターメーカー、Gogoro(ゴゴロ)のスクーターを使う。50cc(原付き)扱いを90台、125cc扱いを10台用意する。125cc扱いは2人乗車できる。バッテリー残量が少なくなった時は充電ステーションで交換して乗り続けられる。充電ステーションは石垣市中心部にあるe-SHARE石垣の本社、石垣市役所、観光地などに設ける。

 一部の充電ステーションには太陽電池パネルを取り付け、発電電力を活用する。GO SHAREの料金は、1時間あたり50cc扱いを1500円、125cc扱いを2500円に設定した。24時間プランもあり、それぞれ6000円、1万円(いずれも税込み)で利用できる。借り出し・返却場所は当初、e-SHARE石垣の本社と石垣港離島ターミナルだが、今後拡大していく。

 住友商事は、石垣市が推進する環境配慮型の島づくり「エコアイランド」化に関して同市と提携していて、GO SHAREは支援の第1弾となる。e-SHARE石垣は、GO SHAREの運営にあたって地元旅行会社の沖縄ツーリスト(那覇市)と戦略的パートナーシップを結んだ。同社は利用窓口業務や機材の保守点検、ツアー企画などの面で運営を支える。

【住友商事株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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