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環境ニュース[海外]

ドイツ 10月1日に燃料排出権取引制度(nEHS)証書販売開始へ

環境行政 法令/条例/条約】 【掲載日】2021.09.10 【情報源】ドイツ/2021.08.26 発表

 ドイツ連邦環境庁(UBA)は、燃料排出権取引制度(nEHS)における証書の販売開始日を2021年10月5日に予定することを発表した。これは、欧州エネルギー取引所(EEX)が公表したスケジュールによって示されたもので、その後、EEXは、火曜日と木曜日の週2回、中央ヨーロッパ標準時の午前9時30分から午後3時30分まで、それぞれ6時間、販売される。nEHSにより、ドイツでは2021年1月1日以降、暖房および輸送部門のCO2価格が導入されている。燃料の燃焼中に放出される二酸化炭素1トンごとに、排出権証明書を取得し、ドイツの排出権取引局(DEHSt)の国内排出権取引登録簿(nEHS登録簿)に提出することが求められている。1トンのCO2の固定価格は25ユーロから始まり、段階的に上昇し、2025年までに55ユーロとなり、2026年以降はオークション形式で価格が決定される。エネルギー税法の対象となる全ての燃料がnEHSに含まれ、これらの燃料を市場に出す企業や組織は、nEHSへの参加が義務づけられている。
【ドイツ連邦環境省】

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