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環境ニュース[国内]

オムロン、電気自動車向けエネルギーソリューション事業に新規参入

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2022.08.19 【情報源】企業/2022.07.14 発表

 オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(OSS)は、今後普及が拡大する電気自動車(EV・PHEV)市場に向けて、分散充電制御サービスやV2Xシステムなど、新たなエネルギーソリューション事業に新規参入する。1994年に太陽光発電事業へ参入、その後の蓄電池システム事業への拡大に続く、エネルギー事業の第三の柱に位置付け、電気自動車を電源リソースと見なした様々なエネルギーソリューションの提供を通じて、カーボンニュートラルへの貢献や地域社会のレジリエンス強化に貢献していく。
 V2Xシステム:
  電気自動車を大容量の蓄電池システムと見立て、貯めた電気を施設で活用できるようにするシステム

 環境省が推進する「2050年カーボンニュートラルの実現にむけて」では、2035年までの新車販売の電動車比率100%の実現が国の目標として掲げられ、今後、電気自動車の普及は急速な拡大を見せる見込み。従来のガソリン車が電気自動車に大量に置き換わることにより、使用電力量の増加や電力ピークの発生、再生可能エネルギーの効率的な活用など、新たな社会的課題が発生することが想定される。
 OSSはこれまで太陽光発電システム・蓄電池システムなどのエネルギー事業にて培ったエネルギー変換技術や蓄電池制御技術を活用し、これらの課題を解決する電気自動車向けのエネルギーソリューション事業に2022年度より新規参入し、様々なサービスや製品を提供していく予定。そして、本領域で様々なパートナー様とのアライアンスを図りつつ、提供するソリューションの拡大や実証事業を加速させていく。
【オムロン株式会社】

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