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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、有害化学物質の環境放出は過去10年間に21%減と報告

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2024.04.09 【情報源】アメリカ/2024.03.21 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、有害化学物質排出目録(TRI)分析報告書2022年版を発表した。
・2万1,000ヶ所以上の施設が、TRI登載化学物質827のうち現在一定量以上が製造・加工・使用されている522物質について、2022年中の廃棄管理状況を報告した。
・2022年には、対象廃棄物の88.5%がリサイクル、エネルギー回収、処理などの方法で管理され、11.5%が環境中に放出された。環境中への放出量は、2013年比で21%減少した。前年比では1%増となったが、これは天然ガス加工部門の対象施設がこれまでの硫黄回収施設から全施設に拡大されたためである。汚染防止取組は、前年比で6.5%増加した。
・2022年にはまた、報告義務対象PFASに4種が追加され、180種となった。50施設が前年比8%減の544トンのPFASを廃棄物として管理した。2024年から低濃度PFAS使用施設の報告義務免除が廃止される。
・2022年には、新たに滅菌消毒事業者に対し廃棄物エチレンオキシドとエチレングリコールの報告義務が課せられた。

【アメリカ環境保護庁

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